教皇ベネディクト16世は、21日、バチカンの関係者らとお会いになり、降誕祭前の挨拶を交換された。
毎年、恒例のこの出会いには、教皇庁の各省・評議会・委員会、バチカン市国行政府、裁判所などの責任者や、枢機卿団など、教皇の協力者として働く高位聖職者らが集った。
教皇はこの席で、これらの人々の教会への日頃の奉仕に感謝されると共に、今年1年を振り返る挨拶をおくられた。
この中で教皇は、特に第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会出席を目的として今年5月に行なわれたブラジル司牧訪問を中心に、教皇からの「中華人民共和国におけるカトリック教会の司教、司祭、奉献生活者、信徒への手紙」、9月のオーストリア訪問のほか、同じ9月のロレートでの若者たちとの出会い、10月のナポリ訪問、また3月のローマのカサル・デル・マルモ少年院での交流、などを思い起こされた。
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