教皇ベネディクト16世は、8日、バチカンで日曜正午の祈りの集いを持たれた。
世界の多くの国々で教会が「主の昇天」の祭日を迎えたこの日、教皇は説教で、キリストの昇られた天に目を向け、信仰を新たに地上の巡礼を続けようと呼びかけられた。
また、この日はカトリック教会の世界広報の日にあたることから、教皇はマスメディアが人類間の連帯と協調を推進する素晴らしい能力を備えていることを指摘され、メディアが民族や個人に対する先入観や軽蔑を養うものではなく、対話と平和に貢献し、人間の尊厳や共通善を尊重するものであるようにと願われた。
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