教皇ベネディクト16世は、12日、バチカン駐在の外交官らと公式の挨拶を交わされた。
バチカン宮殿の王宮の間で行われたこの出会いで教皇は、人権擁護と平和推進のために休むことなく努力し続けるカトリック教会の姿勢を明らかにされた。
教皇はドイツ出身であることをふまえ、戦争と破壊的イデオロギーに引き裂かれた国から来た者として、すべての人々との対話にとりわけ尽力したい旨を強調され、故ヨハネ・パウロ2世がかつて掲げておられた、いのち、パン、平和、自由という人類に課せられた4つのテーマにこれからも取り組んでいきたいと述べられた。
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