主の晩餐・ミサ説教
(2004.4.8)

 

 

 「彼は人々を限りなく愛された」(ヨハネ13,1)。

 イエスは弟子たちと最後の過越しを祝う前に、弟子たちの足を洗われました。イエスは本来奴隷の仕事だった行為をもって、これから起こることの意味を弟子たちの脳裏に深く刻み込むことを望まれたのです。

 事実、キリストの受難と死は根本的に愛の奉仕です。神の子はそれによって人類を罪から解放したのです。同時にキリストの受難と死は、キリストがその弟子たちに託した新しい掟の深い意味を表しています。「わたしがあなたたちを愛したように,あなたたちも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13,34)。

 「これをわたしの記念として行いなさい」(1コリント11,24‐25)。イエスはご自分の身体、血となったパンとぶどう酒を配りながら、この言葉を二回言われました。

 そしてその少し前に、イエスは弟子たちの足を洗われ、「わたしがしたようにあなたたちもするようにと、わたしはあなたたちに模範を示した」(ヨハネ13,15)と言われました。ですから、キリスト者たちは「お互いの足を洗う」という愛の奉仕を実践しながら、自分たちの先生の「記念」を行わなければなりません。

  



 

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