レジナチェリ・説教
(2004.5.9)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 5月に神の民は神の御母聖母マリアに対する信心をますます強める必要を感じます。

 ナザレトのおとめマリアは、天使のお告げに際して、神のご計画に承諾を表す「はい」を言ったその時から、聖霊の特別な働きのもとで御子イエスのみ業にいつも従い、キリストがその限りない愛において抱きしめたすべての人々に向かっていきます。キリストの憐れみが無限であるなら、その御母マリアの汚れないみ心も母の心として汲み尽くすことのできないほど深いものです。

 イエスは十字架上で聖母を愛する弟子ヨハネに母として与えることによって、彼女をすべての人々の母としても与えて下さいました。その時から信じる人々は世々にわたって聖母に助けを求め、愛と信頼をこめて聖母の下に走りよるのです。聖母マリアは世界の様々な出来事の中で、人々の近くに止まることによって、一人ひとりの母であることをお示しになります。

 もしも、すべての人々がこの恵みに大きさに気づくなら、人々はもっとたやすく暴力や憎しみを捨てて各人の尊厳を守り、受けた侮辱を赦すために心を開き、お互いに兄弟だと実感することでしょう。

 あと数日すると5月13日、ファチマの聖母の出現記念日です。回心を呼びかける聖母のメッセージを思い起こしましょう。
 
 親愛なる兄弟姉妹の皆さん、絶えず教会と世界の上に母としての目を注ぎ見守って下さるお方、聖母マリアの招きに心から応えるようにしましょう。

 

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