一般謁見・カテケーシス(要約)
(2004.6.2)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 今日のカテケーシスでは、詩編41番を考察したいと思います。この詩編は病に苦しむ孤独な人の祈りです。事実キリストは、自分の使徒たちの一人から裏切られることになる最後の晩餐の席上でこの詩編を引用しています。

 この詩編の中には一見、苦しみと悲しみだけが支配しているように見えますが、その底には霊的な喜びが垣間見られます。それはこの詩編が、苦しみが浄化や内的自由、霊魂を豊かにするための道・手段となり得ることを認めているからです。

 例えばこの点に関してあの偉大な教父、聖アンブロジウスは、この悲しみと苦悩に満ちているような詩編は私たちすべてのための希望と光の預言的な光線を表すものだと解釈しています。なぜなら、この詩編は私たちを罪から解放し、共に復活に導いてくださる私たちの主キリストの御受難を黙想するよう招くものだからです。

 

 

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