一般謁見・カテケーシス(要約)
(2004.6.23)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 教会の祈りの晩課(夕べの祈り)の中では、詩編だけではなく、時折、新約聖書の中から取られた讃歌が歌われます。今日、皆さんと考察したいのは、このような新約聖書からとられた讃歌の一つで、全聖書のしめくくりともいえる、ヨハネの黙示録第15章に見られるものです。特にその3節と4節に焦点を当ててみましょう。

 この讃歌は全能の神に対する賛美と感謝の歌です。神のみ業はすべて偉大で素晴らしい、そして、その道は正しく真実であると喜ばしげに歌い賛美しています。

 神によって救われた人々、復活された神の子羊、すなわちキリストの御前に立つこの世の義人たちがこの讃歌を歌います。また、この讃歌は紅海を無事に渡り終わったヘブライ人たちが神に感謝して歌った、いわゆるモーゼの讃歌によく似ています。

 この讃歌は普遍的な広がりをもつものです。すべての国々、すべての人々は主の前に集い、主を賛美するでしょう。

 私たちも教父ナジアンズの聖グレゴリオの言葉を繰り返しながらこの讃歌に声を合わせこの考察を閉じたいと思います。

 「神と、世界の王、御子に栄光あれ、最も聖なる聖霊に賛美あれ、神は三位一体の神、神はすべてを創られた」。
  

 

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