親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日、メキシコのグアダラハラ市で国際聖体大会が幕を閉じます。この8日間、聖体は「新たな千年期の生命と光」として祝われ、礼拝されました。
聖体は光です。なぜなら聖体において、世の光であるキリストの現存が輝きわたるからです。聖体は生命です。なぜならイエスは自分自身を聖体において、生命のパンとして私たちに与えてくれるからです。
今晩、聖ペトロ大聖堂でグアダラハラの皆さんと心を合わせてミサを司式します。このミサによって来年の10月までの聖体の年が正式に始まります。
第2バチカン公会議と紀元2千年の大聖年の流れに沿って、聖体の年は聖体の秘跡の中に現存されるキリストとの出会いをますます深める機会を作ることを目的としています。キリストはこの神秘において人類を罪の奴隷制から解放し、愛と正義と平和の神のみ国を刷新したその過ぎ越しの犠牲を秘跡的に実現されます。
キリストの過ぎ越しから教会が生まれます。だからこそ教会は聖体の秘跡によって生かされているのです。
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