聖体の年開幕ミサ・説教(部分)
(2004.10.17)

 

 

 主イエス・キリストはこの世を後にされる前、弟子たちに言われました、「私は世の終わりまで、毎日あなたたちと共にいるだろう」と。聖体の秘跡を前にして、私たちは、特にこのキリストの約束の言葉の真実を実感します。主キリストは今、私たちと共においでです。

 メキシコのグアダラハラで今日、国際聖体大会閉会ミサに参加している人々に心からの挨拶を送ります。すべての人々は、ご聖体の聖なる秘跡の中に実際に現存されるイエス・キリストにおいて初めて出会い、一致することができます。キリストはすべての人々を一つにする、私たちの平和です。

 国際聖体大会のテーマ「新たな三千年期の光、生命である聖体」は、そのものとして私たちに訴えるものをもっているばかりでなく、現代の多くの問題との関連においても聖体の秘跡について考えるよう招いています。

 光の神秘。あらゆる苦しみにさいなまれ、疲れきって方向性を失い、罪によって重くされている人間の心は、光を必要としています。ますます遠のいて行くように見える平和を困難の中に追求している世界は、光を必要としています。

 聖体は光です。キリストの御体、聖体の秘跡のうちに絶えず語られる言葉の中に、まさしく復活されたキリストが実在されるのです。キリストは人々の心を開き、闇から解放し照らしてくれます。エマオに向かう弟子たちがパンを裂くその動作の中にキリストを認めたように、聖体の秘跡の中に私たちもキリストを認め、神の無限の愛を知ることになるのです。

 

 

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