一般謁見・カテケーシス(要約)
(2004.10.20)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 今日のカテケーシスでは、旧約聖書の詩編から第49番を一緒に考察してみましょう。この詩編は二つの部分に分かれています。今日の黙想はその前半です。

 義人も気付いているように、この世では多くの悪が罠をしかけています。人は様々な悲しみや不幸、苦労に囲まれて生きています。たとえ多くの富に囲まれて、安全に幸せに生きていると思い込んでいても、死は等しく金持ちにも貧乏人にも訪れ、この世で溜め込んだものを何一つとしてあの世に持っていくことはできません。

 それでこの現実を前にして、義人は一つのことに気付きます。富も、この世での繁栄も、決して単純に得だとは言えないということです。どんな金持ちよりも、神と共にいる貧しい人の方がはるかにましです。

 新約聖書の中で、主イエス・キリストはすべての人々に、疲れ悩む時は自分のもとに来るよう勧めています。人は金持ちであろうと貧しくあろうと、いかなる状態の下でも、唯一イエス・キリストにおいてのみ、慰めと安らぎを見出すことができるのです。

 

 

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