親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは先週に引き続き、詩編49番の考察を続けましょう。この詩編を読む時、私たちはその中に流れている拝金主義者や神に背を向ける人々への厳しい批判に気づきます。
事実、私たちもすぐに気づくことではありますが、今日の世界では多くの人々が常に金銭に対する執着の誘惑にさらされています。彼らは金銭には大きな力があって、死すらも金銭の力によって避けられると思っています。
今日の世界では、人間が死すべき存在であるということを無視する傾向があります。このような時期にあって、真剣に自分の行く末について考え、黙想するのは私たちにとって大変役に立つことです。
神は死に際にある義人を決して見捨てることはありません。神は、ご自分に信頼し信じる人々のために、希望と永遠の生命への扉を開かれるのです。
![]() |
|||
|