親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは、新約聖書の最後の書、聖ヨハネの黙示録の第4章、5章に読まれる賛歌について考察しましょう。
この賛歌は、聖務日祷の中で晩課の際に謳われます。賛歌の中心はキリストです。神の子羊、キリストは、罪の償いのために犠牲となり、しかし今は復活の栄光の中に世界を統治しています。
キリストにおいて神の救いの計画は完全に成就されました。キリストは私たちを悪の力から解放し、司祭の王国の一員としてくださいました。私たちは皆、神の子らの共同体の一員です。そして、すべての人々が神の子となるよう召されているのです。
キリストを賛美し、復活の栄光の中にあるキリストへの愛を観想する時、私たちもある意味で天の典礼の荘厳な儀式に参与していると言えるのです。
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