親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは、詩編第67番を考察しましょう。
この詩編は「地は作物を実らせました」(6節)と歌っています。これは神に向けて上げられる感謝の歌です。神の祝福のしるしである、地の恵みのために創造主なる神に捧げられる人々の感謝の賛歌です。
主を賛美する言葉は、全世界に響き渡ります。あらゆる国々の人々を一つにする言葉です。「すべての民があなたに感謝を捧げますように」。
現代の私たちにとっても、このメッセージは大きな意味をもっています。すべての人々は、皆同じ神を父とする兄弟です。人々を隔てるあらゆる壁はうち壊されるべきです。こうして、神の兄弟たちは一つの家族として神を賛美する一つの食卓を囲み、私たちの生活を豊かにする多くの恵みを神に感謝するようになるのです。
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