一般謁見・カテケーシス(要約)
(2004.12.1)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 今日のカテケーシスでは、詩編72番について考察しましょう。これはユダヤ教およびキリスト教の伝統の中で「王的詩編」と呼ばれる一連の歌の一つです。

 統治者は律法と正義に基づいて民を治めるべきであるということや、倫理的に正しい生き方をしなければならないことなどが強調されています。

 主は世界を真理と正義において統治されます。聖書的な観点から言えば、王は神を目に見える形で代表するものですから、神の行いを模倣しなければなりません。

 このような思想の上に立ってみるなら、この詩編が来るべき約束のメシア、救い主であるキリストの到来を予言するものだと伝統的に解釈されている訳が、容易に理解されるでしょう。なぜなら、この詩編が描き出す理想的な統治者の特徴は、すべて万物の王であるキリストに完全に合致するものだからです。

 

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