親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日のカテケーシスでは、詩編第116番を一緒に考察しましょう。この詩編は、苦しみの時、試練の時に、あくまでも忠実に私たちを支えて下さる神に対する感謝の歌です。
この詩編は個人的な祈りから始まっていますが、最後には公的な祈りで終わります。詩編作家は、神殿において人々の前で「救いの杯」を上げて、感謝のいけにえを捧げます。
キリスト教徒たちはこの詩編の中に、その忠実なしもべたちを決して見捨てることのない主に信頼するようにとの招きを読み取ります。この詩編の中に歌われている「救いの杯」は主の受難と聖体の秘跡を思い起こさせます。そして、毎日の霊的戦いに勇気を持ってあたって行くようにと私たち一人ひとりを励まします。
今日は「アフリカの日」です。私の思いと祈りは、いつも愛するアフリカの皆さんと共にあります。すべての人々がアフリカの兄弟たちの必要のために寛大に貢献することを、心から希望します。
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