今週のカテケーシスにおける黙想は、詩編121番を取り上げましょう。これはいわゆる「都に上る歌」と呼ばれる詩編の一つです。かつての巡礼者たちがエルサレムの神殿に参詣する際に歌っていた詩編です。
詩編作者は「目を上げて」と歌い始め、神殿におけるイスラエルの神との出会いに備え、絶えずその民に目を配り、あらゆる悪から救ってくださるイスラエルの守り手、力強い支え手として主を呼び求めています。
神の摂理に対するこのように深い信頼の告白は、何世紀にもわたって教会の典礼の中と、その聖人たちの祈りの中に生き続けています。
主が私たちをあらゆる悪から守ってくださいますように。
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