「偶像崇拝ではなく、真の信仰を」
教皇、一般謁見で
(2005.10.5)

 

 
 教皇ベネディクト16世は、バチカンで5日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 晴れたり曇ったりの変わりやすい空の下、聖ペトロ広場で行われた謁見には世界各国からおよそ5万人の巡礼者が訪れた。

 謁見中の教皇によるカテケーシスでは、継続中のテーマである夕べの祈りの考察として、先週に続き旧約聖書・詩編第135番が取り上げられた。

 教皇はこの日、詩編135の後半部分を解説され、同箇所に描かれる2つの宗教的ビジョン、宇宙と歴史の主における純粋な信仰と、偶像崇拝とを比較された。

 「偶像を作りそれにより頼む者は、皆それと同じようになる」と詩編中にあるように、死んだ現実を礼拝する者は、それと同じように無力になってしまうと話され、人間を脆弱にする偶像崇拝ではなく、真の信仰に従うべきと説かれた。

 この日会場にはポーランドからの巡礼者が多く見られた。教皇は故ヨハネ・パウロ2世の帰天から6ヶ月が経過したことを思い起こされ、「愛する前教皇の教えと人生の証しのすべては、私たちにとって大切なものであり続ける」と述べ、同教皇の列福のためにロザリオを通して祈って欲しいと招かれた。

 また、イタリア・ウンブリア州からの8千人近い巡礼団に対し、同地方出身の偉大な聖人、聖ベネディクトと聖フランシスコの愛と平和の証しは、時代を経た今日も、イタリア、欧州のみならず世界に息づいていると述べられ、両聖人に倣い、福音に耳を傾けそれを証しして欲しいと願われた。

 → 教皇一般謁見・カテケーシス

 

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