一般謁見・カテケーシス(要約)
(2005.10.5)

 
 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日は詩編135番後半の内容について考察しましょう。この詩編には、前後二つのビジョンが認められます。一つは、生きておられ人々に効果的な救いをもたらす神の姿です。この神は本当の信仰の中心であって、その民の上に憐れみをたれるお方です。

 二つ目には、偶像崇拝という間違った宗教が描かれます。偶像は完全に人間の欲望が作り出すものです。単なる彫像のように無力で生命のないものです。事実、人間の手になるものに救いを求める人々、たとえば、その希望を繁栄や権力、または成功に置く者たちは、ただ幻滅を味わうだけです。

 真の信仰と偽りの信仰についての考察の後、詩編は典礼的な祝福をもって閉じられます。神殿に集った全会衆は、神の愛とその救いを賛美しながら祈りを神に捧げます。

 聖アウグスティヌスのように、私たちもこの地上のある民族が、まだ偶像崇拝に留まっていることを知っています。しかし、同時に毎日多くの人々が信仰を受け入れていることをも知って喜びます。多くの信じる兄弟たちと共に、心の底から「主をほめたたえよう」と叫びましょう。


 

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