アンジェラス・説教(部分)
(2005.11.6)

 
 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 
 1965年11月8日、第2バチカン公会議は、神の啓示に関する「啓示憲章」を承認しました。公会議という建物を支える重要な柱の一つです。この公文書は教会生活において根本的な重要性を持つ「神の啓示」について語っています。

 第2バチカン公会議はそれまでの神学の実りを踏まえながら、その中心に救いの仲介者、すべての啓示の充満としてのキリストを置きました。事実、人となり、死に、そして復活された主イエスは、救いのみ業を完成されました。そして、その言葉と行いをもって、神のみ顔とみ旨とを完全な形で表しました。

 ですから、キリストの最後の栄光に満ちた再臨まで、新たな公的啓示はもうありません。使徒たちとその後継者である司教たちは、キリストが教会に託したメッセージを守り、すべての時代の人々に伝えていく者たちです。旧約聖書も、新約聖書も、また聖なる伝承も、キリストが託したこの啓示を含むものです。

 教会は自分自身で生きているわけではありません。福音によって生きています。そしていつもこの福音から歩むべき道の指針を受けるのです。啓示憲章は、神のみ言葉の価値と重要性を教会や信者の心に深く刻みこみました。ここから教会生活の深い刷新が生まれたのです。特にその影響は、説教やカテケジス、神学、霊性そしてエキュメニカル運動などに顕著に表れています。 そうです。神のみ言葉は、聖霊の働きによって信者たちを完全なる真理へと導くのです。

 

 

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