一般謁見・カテケーシス(要約)
(2005.11.23)

 
 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日このカテケーシスで考察したい讃歌は、使徒聖パウロのエフェソの教会の信者たちに宛てた手紙の冒頭にあるものです。これは賛美の讃歌であり、その中心には父なる神の救いの業を完成されたキリストの姿があります。

 イエス・キリストにおいて私たちは選ばれました。そして彼を通して、恵みは私たちに豊かに与えられました。事実、神の御子はこのようにして、私たちを包み込み、変容させる御父の愛を表現する者となるのです。

 父なる神のこの無限の愛は、あらゆる分裂を癒し、かつ、人間的な弱さを克服します。そしてさらに、すべてのものと歴史とをキリストにおいて一つにすることを望まれる神の意志の、神秘の光栄に満ちた深さを私たちに現しています。

 神の創造と救いのみ業を考察しながら、聖イレネウスは「神の御子が真の人となって以来、罪と死は打ち負かされ、すべての人々はキリストにおいて新しくされたのです」と言っています。

 私たちも聖イレネウスと共に、一人ひとりに対する神の愛に満ちたご計画の不思議に感謝し喜びましょう。

 

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