一般謁見・カテケーシス(要約)
(2006.2.8)

 
 

 
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
   

 今日の考察では再び詩編145番に戻りましょう。これは主を賛美する美しい賛歌です。主は愛にあふれた王であり、憐れみ深く、優しく、忠実で、その恵みをすべての人々に与えます。主の愛は決して人々から離れて存在するものではなく、特に弱い人々や貧しい人々に注がれると、詩編作家は強調します。

 神は最も弱い人々や見捨てられた人々を守るために、その身をかがめることによってご自分の王権を表す父親です。「主はすべてのことにおいて正しく、そのすべての業において愛に満ちているお方です」。

 真に信じる人々は、主にいつも敬虔な祈りを捧げ、誠実な心で主を捜し求め、主を恐れ、すべてを超えて主を愛さなければなりません。

 試練にあう時イエスを呼び求めるようにと私たちを励ます、ガザのバルサヌフィウスの勧告に耳を傾けましょう。実に「主は彼を心から呼び求めるすべての人々のすぐ近くにおられるのです」。

 

 

 

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