一般謁見・カテケーシス(要約)
(2006.3.22)

 
 

 
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
   

  このカテケーシスで、私たちはキリストの教会がどのように12使徒たちを土台として建てられているかということを考察しています。

 福音書は、キリストがその公生活の始めにあたって、12人をどのようにして「人を漁どるもの」として選ばれたかを語っています。使徒聖ヨハネは、使徒たちの召し出しを語るに際して、彼らの召命はキリストとの人格的な交わり、主との親しい出会いの実りであるという事実を強調しています。

 キリストの福音を宣教するということは、ただそのメッセージを伝達するということではなく、イエス・キリストご自身を証しすることにあるのです。また、それはキリストとの親しい交わりの中に入るようにとの招きでもあります。

 イエスはまず始めに「イスラエルの失われた羊たち」を招くために使徒たちを派遣されました。この預言的な行動は、イスラエルの神の選民としてのあり方をふまえて理解しなければなりません。神は他の民族を救いから決して排除しているのではありません。神は、その救いのご計画に従って、まずこの神の選ばれた民であるイスラエルを通して救いの業を全人類に及ばそうと望まれるのです。

 神がすべての民々をお集めになるということは、神のみ国が到来したことと、神の救いの力がすべての国々・人々にあまねく行き渡ることのしるしなのです。

 キリストの復活後、救いの使命の普遍性は、より明白になるよう使徒たちの宣教活動に託されました。復活されたキリストは使徒たちを力づけ、「地の果てに至るまで」福音を宣教する者となるよう励まし、彼らを派遣されるのです。

 

 

 

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