一般謁見・カテケーシス(要約)
(2006.3.29)

 
 

 
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
   

 教会は使徒たちを通して、すべての人々がそれに参与するよう召されている至聖三位との交わりの中に留まり続けます。

 事実12使徒たちは人々に対するその任務を続けるために、自分たちの後継者たちを残すよう努めました。教会はいつの時代にも正統な牧者の指導の下で三位一体の神によって集められた一つの民として世界の中に存在しました。

 聖パウロがコリントの教会に当てた第二の手紙の中で言及している「聖霊の交わり」とは、ただ三位一体の神の生命への参与をさすばかりでなく、キリストを信じる人々の間に存在する聖霊に満ち満ちた交わりをも指しているのです。

 使徒聖ヨハネにとって父と子の間の愛の交わりは、すべてのキリスト者の交わりのモデルです。この交わりの神秘を通して教会は、神の愛の驚くべき創造物として表されるのです。

 福音宣教と聖体秘儀の挙行によって教会は、あらゆる時代の人々を神ご自身の愛と生命の交わりへの参与に招いているのです。

 

 

 

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