一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.8.29)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 
初代教会の偉大な信仰の教師、教父たちについての考察を続けるにあたり、今日は聖バジリオの弟、またその霊的な遺産相続者でもある、ニッサの聖グレゴリオに目を向けてみましょう。

 聖グレゴリオが受けた高度な教育とその類まれな知的才能は、はじめ彼を教職へと導きました。しかし、グレゴリオは後に修徳生活に入り、さらにニッサの司教に任命されました。

 他のカッパドキアの教父たちのように、彼もニケア公会議に続く時代にあって信仰擁護のために大いに貢献しました。さらに、聖霊の神性を定義したコンスタンティノープル公会議では指導的な役割を果たしました。

 聖グレゴリオにとって教養や文化はすべて、永遠に続く真の人間の完成の発見を可能にし、人類の最高善が何であるかを判断させる真理を獲得するためだったのです。この最高善はキリスト教の中に見出されます。

 聖グレゴリオが残した多くの霊的著作や聖書解釈書の中で、彼は人間の神の似姿としての本性や、被造界における人類の指導的な使命、創造主なる神の絶対的な美への参与として人間の内的な美しさを育む責任などをしばしば強調して教えています。

 私たちの心を浄化し、成聖に進歩することによって、私たちは神を見ることへと導かれます。これこそすべての人々が心のそこからの求めている願望を完全に満たすものなのです。

 

 

 

 

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