一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.9.26)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日のカテケシースも先週に引き続き、聖ヨハネ・クリゾストモについての考察を続けましょう。

 397年聖ヨハネはコンスタンチノープルの司教となり、その簡素な生活と貧しい人々への絶え間ない愛によって市民たちに素晴らしい模範を示しました。

 彼はコンスタンチノープルの司教として、人々の堕落した異教的な不道徳な生活を非難し、皇帝の宮廷に対してもその叱責を容赦しませんでした。そのために宮廷の恨みをかった彼は流刑に処せられてしまいました。

 聖ヨハネはその教説の中で、大自然の美に対する感嘆を通してどのように私たちは神に栄光を帰すことができるかを示しています。

 神は優しい父でありながら、また同時に霊魂を癒すお方であり、愛情深い友人でもあります。全世界の創造主である神はご自分の御一人子を私たちの救いのためにも惜しまないほど私たちを愛してくださったのです。

 聖ヨハネはまた、聖霊は世界を完全に変容させ、私たちキリスト者をもその導きに素直な者とする力であることを教えています。聖ヨハネはその権威ある優れた教説のために、万物の教師、第二の聖パウロとまで呼ばれるようになりました。

 流刑に処せられたこの司教は、その死に至るまですべての人間の救いを望まれる神の無限の愛を説き続けました。

 彼は最後の息を引き取るまで、人生の究極の目的である神の栄光について語りました。私たちも貧しい人々の中に現存されるキリストを愛したこの偉大な司教聖ヨハネ・クリゾストモの模範に倣い、キリストの福音の真理の忠実な証人であり続けるよう努力しましょう。

 

 

 

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