一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.11.7)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 初代教会の教父たちについての今日のカテケーシスでは、いわゆるヴルガータ訳として知られているラテン語による聖書訳の責任者だった聖ヒエロニモについて考察してみましょう。

 聖ヒエロニモは聖書をその生活の中心としました。神のみ言葉を翻訳・解釈し、何よりもそれを実生活の最高規範としたのです。

 聖ヒエロニモは4世紀の中頃ダルマチアで生まれました。ローマで教育を受け、修徳生活に入り、ヘブライ語とギリシャ語の修得に専念しました。

 一時東方に居を移しましたが、その後ローマに戻り、教皇ダマソの秘書となりました。教皇はヒエロニモに聖書の訳を完成するよう励ましました。教皇ダマソの死後、聖地に退き、その地に修道院や、巡礼者のための宿舎を建てました。

 ヒエロニモの全生涯と修徳生活、学問は、すべてが神のみ言葉への奉仕と、異端反駁、そしてキリスト教文化の向上のために捧げられました。

 聖ヒエロニモがノラの聖パウリヌスに宛てた書簡の言葉を、私たちも生活の指針としたいものです。「天上で永遠に存続する真理を地上で学び取るよう努力しましょう」。

 

 

 

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