一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.11.21)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今週のカテケーシスでは、4世紀のシリアのキリスト教世界で卓越した信仰の師であったアフラートについて考察してみましょう。

 言語や思想においてセム語文化圏にあるシリアの教会は、ユダヤ・キリスト教的伝統に留まると同時に、シリア独特の修道生活の形を保持してきました。アフラートはユダヤ的伝統とギリシャ的伝統の境界線上にあるキリスト教共同体の一員をなしていました。

 ある文献によれば、彼は修道院の院長をしており、その後、司教に叙階されています。

 アフラートは、キリスト教生活の様々な面についての23の説教を残しています。彼の説教のスタイルは非常に生き生きとし、聖書的です。

 彼はシリアの伝統に従って、キリストを私たちを罪の傷から癒す医者として、また祈りの偉大な師として紹介しています。

 アフラートは、人間をキリストの人間性の模倣として、肉体においても美と喜びと光に呼ばれている存在として、前向きな考え方で捉えています。

 彼によれば、キリスト教生活は信仰と隣人愛に根ざした修徳的・霊的なものと考えられています。

 この偉大な霊的生活の師の教えに従って、私たちもすべての人々に愛と赦しを示す者となれるよう努力しましょう。そうするならば、私たちの祈りも神の力によって強められることでしょう。

 

 

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