一般謁見・カテケーシス(要約)
(2007.11.28)

   

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 
今週のカテケーシスでは、古代教父時代の最高の詩人、かつシリア教父たちの第一人者、教会博士助祭聖エフレムについて考察しましょう。

 聖エフレムの神学は聖書に深く根ざし、その内容は深淵で正統的な教えを語っています。エフレムはそれらを強烈な逆説と、生き生きとした象徴を駆使した、非常に詩的な言葉で表現しました。

 その教説の詩的なシンボリズムによって、聖エフレムは特に賛歌において三位一体の神の神秘や、乙女マリアから生まれた永遠の神の御子の受肉の神秘、それに聖体の秘跡がもたらす霊的な宝を伝えようと努力しました。

 聖エフレムの詩や賛歌は、ただ典礼を豊かにしたばかりでなく、4世紀におけるキリスト共同体のカテケーシスの重要性を証明しました。聖エフレムの教説の中で特に意味深いのは、キリストによる私たちの救いに関する教えです。

 深い神学的考察に裏づけされたこの偉大な解説は、次世紀の公会議に多大な影響を与えました。

 エフレムはその長い助祭としての教会奉仕の期間に、典礼に対する忠実や、キリストの神秘についての黙想、また兄弟姉妹たちに対する愛の業についての偉大な模範となったのです。


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