神の偉大な恵みを思う
詩編136解説
教皇一般謁見
(2005.11.16)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで16日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 この朝、ローマは朝から厚い雲に覆われたが、さいわい雨に見舞われることなく、謁見は予定どおり聖ペトロ広場で行われた。会場には世界各国から約2万2千人が訪れた。

 謁見中の教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)では、夕べの祈りの考察として、先週に続き旧約聖書・詩編第136番が取り上げられた。

 詩編136番は、ユダヤ教の過ぎ越しの典礼における荘厳な賛歌。この日は同詩編の後半部分が解説された。

 教皇は、同詩編が宇宙的、そして歴史的な2つの次元において展開されることを指摘。

 前半部分では天地と森羅万象の源である神の創造の神秘を描きつつ、創造主である神への信仰を宣言し、後半はエジプト脱出、紅海横断、シナイの砂漠の流浪など、悪の束縛から約束の地への解放を象徴する出来事を挙げ、歴史の中における神の救いの業に感謝を捧げることで、神の啓示が2通りの方法で表現されていると説明された。

 そして教皇は、聖チプリアノの、「神のたくさんの偉大な恵み」を観想し、主を賛美するようよう招く言葉を紹介された。

 → 教皇一般謁見・カテケーシス

 

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