ローマ教区の主任司祭との出会い
挨拶(抜粋)
(2004.2.26)
 

 

 親愛なるローマの司祭の皆さん 


 家庭に対する私たちの奉仕が、本物かつ効果的であるためには、絶えず「源泉」、すなわち人格的な交わりの愛そのものである神に立ち戻らなければなりません。

 神はご自分の似姿として男と女を創造された時、彼らの本性の中に一つの召命を刻印されました。それは、愛と交わりの能力と責任感です。

 この召命は特に二通りの方法によって実現されます。結婚生活と独身生活です。双方ともそれぞれの形を通して神の似姿である自分自身の存在と人間としての最も深い真理を具体的に生きます。
 
 ですから、結婚生活や家庭を人間の愛に外部から付け加えられた組織だとか、歴史的な産物などと、単純に捉えてはなりません。反対に、それは各自が相互に与え合うことによって実現される、人間の愛の内部から湧き出る要求です。

 また、今日しばしば誤解されたり否定されたりする結婚の特質、たとえば、その唯一性、不解消性、新しい生命の創造などは、この人間的愛の契約、結婚が正真正銘のものであるために要求される必然的なものです。

 こうしてまさしく男と女を結びつけるこの絆は、イエス・キリストにおいて決定的な完結を見る、神と神の民との間に交わされた契約のシンボルともなるのです。

 ですから、洗礼を受けた者同士の結婚は、恵みと救いをもたらす秘跡となるのです。

 


 

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