親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日、皆さんと一緒に考察する詩編15番は、神の近くに行くために私たちはどのようにすべきかを教えています。詩編はそのために、人は正しい良心、正義、隣人に対する愛を持つようにと勧めています。
私たちはこれを実現するために、詩編の言葉を通して預言者たちの精神に聴き入る必要があります。それは私たちに毎日の生活と信仰、または仕事と祈り、礼拝と社会正義との間には決して分離はないということを思い起こさせてくれます。
正しい倫理は私たちの生活のあらゆる部分に関わっています。それは家族同士や友人たちとの関係におけるだけでなく、私たちが普段出会う人々、あるいは共に働く人々との関係にも言えることです。
私たちが神をお喜ばせすることができるのは、人々との間に完全な人間的関係を築くことができるときです。また、祈りと典礼行事を通して私たちはいつも神と出会うことができるのです。
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