アンジェラス・説教
(2005.1.2)

 

 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 新年の最初の主日である今日、ミサの福音朗読において「神の御言葉は人となり、私たちの中にお住まいになった」というメッセージが再び響きます。

 神の御言葉はこの宇宙と歴史の中で働く永遠の上智です。生命と愛と平和の御国を再興するために受肉の神秘において完全に啓示された上智です。

 そして信仰は、例えば昨年末東南アジアで多くの人々を巻き込んだあの津波のような最も困難で痛ましい試練においても、神は決して私たちを見捨てることはないと教えてくれます。神の御子はご降誕の神秘において、私たちの運命を共にされるためにおいでになったのです。

 ベトレヘムの幼子は、その死の寸前に「神が愛したように互いに愛し合いなさい」という掟を私たちに残されたあのお方です。この愛の掟の完全な実践の中に、神はご自分の存在を感じさせます。

 福音のこのメッセージは、よりよい世界を築き上げるための希望の土台です。

 この新しい年の初めに当たって、主の御母聖母マリアが福音的愛に基づいた生活を実践できるよう私たちを助けて下さいますように。

 


 

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