親愛なる兄弟姉妹の皆さん
今日、教会は「世界移民難民の日」を記念します。私はこの機会のためのメッセージの中で、自分のアイデンティティーを自覚することと、他の民族のそれを認め受け入れることの正当な調和の必須条件である、民族間の融合の重要性を強調したく思いました。
すべての移民の皆さんに私の心からの挨拶をおくります。そして、対話を通して異なる文化間に相互の理解と友愛がますます強化されるよう心から希望します。
明後日１月18日、毎年恒例の「キリスト教一致祈祷週間」が始まります。今年は使徒聖パウロのコリントへの教会への手紙から「教会の唯一の土台であるキリスト」という言葉がテーマとして選ばれています。
エキュメニカルな何らかの意義ある出会いや対話を行うよう、そして、キリストの弟子たちが皆一つになる恵みを神に祈り求めるよう、すべての共同体を招きます。
これらの重要な教会行事を聖母マリアに委託しましょう。一つの心、一つの魂を形作るため、そしてすべての人々が平和な世界を築き上げるために、連帯精神の中に成長できるよう、聖母の母としての取次ぎがキリスト者を助けて下さいますように。
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